12巻6号

2013年6月25日発行

オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)

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< 査読つき研究論文 実務家と研究者の連携プロジェクト >(オープンアクセス)

両利きの経営を可能にする組織学習メカニズム―焼津水産化学工業株式会社の事例から

安藤史江, 上野正樹

pp. 429-456

修正したCrossan, Lane, and White (1999) の4Iフレームワークに基づき、活用と探索をともに実現する両利きの経営に関する事例分析を行ったところ、活用成果を得るためには組織資源の十分な投入がなされる一方、探索については外部資源の積極的な活用を促す限定的な資源配分に留まる傾向が見出せた。質問票調査の結果もこれを支持した。
キーワード:探索、活用、両利きの経営、組織の資源配分、二重ループ

安藤史江, 上野正樹 (2013)「両利きの経営を可能にする組織学習メカニズム―焼津水産化学工業株式会社の事例から」『赤門マネジメント・レビュー』 12(6), 429-456. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR12-6.html

PDFファイル AMR12-6-1.pdf (578KB)
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< コンピュータ産業研究会 >

ものづくりITベンチャーの挑戦

鎌田富久

pp. 457-468

報告者は、学生時代に株式会社ACCESSを立ち上げ、28年間経営してきた。技術ベンチャーにとって、ゼロからスタートする市場を見つけ、技術を継続的に進化させ、顧客を取り込むようなビジネスモデルを構築することが求められる。このような経験を活かし、現在報告者は、SCHAFT社やH2L社などの技術ベンチャーの立ち上げ支援をしている。
キーワード:技術ベンチャー、IT、ベンチャー支援、スタートアップ

鎌田富久 (2013)「ものづくりITベンチャーの挑戦」『赤門マネジメント・レビュー』 12(6), 457-468. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR12-6.html

PDFファイル AMR12-6-2.pdf (382KB)
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< ものづくり紀行 第八十二回 >

手を取り合って―カンボジアにおける日系企業BOPビジネスの分析

中川功一, 多田和美, 今川智美, 小林敏男

pp. 469-494

日系企業によるカンボジアBOPビジネスの分析から、BOPビジネスの成功要因を模索した。フィールド調査からは、現地人材を積極活用すること、本国人員のトップマネジメント能力の高さ、現地外部ネットワークの活用、本国親会社による社会化コントロールが重要であることが明らかになった。総じて、先進国側とBOP国側が互いに手を取り合って事業運営をすることの大切さが示唆された。
キーワード:カンボジア、BOPビジネス、リバース・イノベーション

中川功一, 多田和美, 今川智美, 小林敏男 (2013)「手を取り合って―カンボジアにおける日系企業BOPビジネスの分析」『赤門マネジメント・レビュー』 12(6), 469-494. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR12-6.html

PDFファイル AMR12-6-3.pdf (587KB)
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