14巻3号

2015年3月25日発行

オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)

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< 査読つき研究ノート >(オープンアクセス)

製品コンセプトの転換と新規事業の開拓

貴志奈央子

pp. 99-126

本研究では、医療機器として欧州市場に参入を果たしたカネカの細胞分離デバイスを分析対象として、次の二点を明らかにする。一点めは、カネカが、既存製品のコンセプトを転換することで、細胞治療に関する新規事業の開拓を達成したことである。そして、二点めは、医療機器メーカーにとっての細胞治療における事業機会の所在である。明らかとなった事業機会の所在に基づいて、成長を期待される細胞治療や再生医療における事業を活性化する政策的支援について、より実用化に近い分野に対して研究開発投資や事業環境の整備を強化することで、新規参入が活性化する可能性を示唆していく。
キーワード:製品コンセプトの転換、不織布、細胞治療

貴志奈央子 (2015)「製品コンセプトの転換と新規事業の開拓」『赤門マネジメント・レビュー』 14(3), 99-126. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR14-3.html

PDFファイル AMR14-3-1.pdf (630KB)
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< 連載 >

日台経済交流の礎を築いた人々―第三回 鄭世松氏 (後編)

根橋玲子, 岸保行, 福岡賢昌

pp. 127-158

根橋玲子, 岸保行, 福岡賢昌 (2015)「日台経済交流の礎を築いた人々―第三回 鄭世松氏 (後編)」『赤門マネジメント・レビュー』 14(3), 127-158. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR14-3.html

PDFファイル AMR14-3-2.pdf (753KB)
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< コンピュータ産業研究会 >

5G移動通信システムの標準化プロセスと周波数

本多美雄

pp. 159-168

LTE (Long Term Evolution) に代表される、世界的な移動通信システムの急速な発展を受けて、2020年を目標とした第5世代移動通信システム (5Gシステム) の検討が進められている。エリクソンは、人々、知識、デバイス、および情報がネットワーク化される、『ネットワーク化社会』の到来を予測しており、5Gシステムがそのプラットフォームになると考えている。本報告では、今後展開される5Gシステムの標準化プロセスと無線周波数について概説する。
キーワード:エリクソン、移動通信、通信規格、5G、標準化

本多美雄 (2015)「5G移動通信システムの標準化プロセスと周波数」『赤門マネジメント・レビュー』 14(3), 159-168. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR14-3.html

PDFファイル AMR14-3-3.pdf (1.09MB)
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< ものづくり紀行 第九十回 >

高付加価値船に集中する韓国造船業

向井悠一朗, 新宅純二郎, 朴英元, 辺成祐

pp. 169-188

向井悠一朗, 新宅純二郎, 朴英元, 辺成祐 (2015)「高付加価値船に集中する韓国造船業」『赤門マネジメント・レビュー』 14(3), 169-188. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR14-3.html

PDFファイル AMR14-3-4.pdf (751KB)
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