18巻3号
2019年6月25日発行
オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
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経営学のテキストで語られることと論文で語られること
佐藤秀典
pp. 69-72
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佐藤秀典 (2019)「経営学のテキストで語られることと論文で語られること」『赤門マネジメント・レビュー』 18(3), 69-72. doi: 10.14955/amr.0190527a
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- < 査読つき研究ノート >
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サービスロボット産業における中小企業のオープンイノベーション:業界先駆者 テムザック (tmsuk) 社の事例研究
岸本千佳司
pp. 73-112
本研究は、サービスロボット・メーカー、テムザック (tmsuk) 社の事例研究である。同社は中小企業でありながら、オープンイノベーション活用を通して大企業を超える製品開発力を発揮し、同業界の先駆者のひとつとなっている。同社は、高度なメカトロニクス技術を土台とするインテグレーション (統合化) と実用化 (製品化) の能力を武器に、大学研究者を中心とする多数のパートナーを引き寄せ大規模なイノベーション・ネットワークを形成している。それに惹かれ大企業や公的機関も含む多数の顧客・ユーザーからも製品開発依頼が寄せられている。中小企業の制約を外部パートナーの活用で補い、大学のシーズと現場のニーズが出会う場となることで、多種多様なロボットの開発を実施しているのである。人材育成でも、一見粗放的な (しかし、実は理にかなった) 方法で、ロボット全体の構想力を持ち多様な専門分野に跨るロボット開発プロジェクトを管理できる「プロデューサー」的人材の成長を促していることが明らかにされる。
キーワード:サービスロボット, オープンイノベーション, テムザック, メカトロニクス, インテグレーション-
岸本千佳司 (2019)「サービスロボット産業における中小企業のオープンイノベーション:業界先駆者 テムザック (tmsuk) 社の事例研究」『赤門マネジメント・レビュー』 18(3), 73-112. doi: 10.14955/amr.0180920a
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