7巻7号
2008年7月25日発行
オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
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プロセス産業における能力構築とアーキテクチャ選択―日韓鉄鋼産業の事例から
藤本隆宏
pp. 465-510
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日韓鉄鋼企業の技術移転に関する事例研究を通じて、企業が創発的な戦略形成により、特定の「ものづくり組織能力」と「製品・工程アーキテクチャ」を選択するプロセス、およびその結果として発現する「微細な産業内貿易」を実証的に分析する。その際、設計立地の比較優位説(国ごとに偏在する組織能力とアーキテクチャの間の適合関係が当該製品の国際競争力に影響するとの仮説)に依拠しつつも、この分析枠組の動態化を試みる。
キーワード:鉄鋼産業、設計の比較優位、ものづくり組織能力 -
藤本隆宏 (2008) 「プロセス産業における能力構築とアーキテクチャ選択―日韓鉄鋼産業の事例から」『赤門マネジメント・レビュー』 7(7), 465-510. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR7-7.html
PDFファイル AMR7-7-1.pdf (460KB)
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- < 査読つき研究ノート >(オープンアクセス)
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機能性ガラスの製品開発―機能が「見える」コンセプト提案
富田純一
pp. 511-534
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旭硝子が1993年に上市した建築用Low-E複層ガラス「サンバランスR」は、高機能な省エネ対応ガラスとして国内の新築戸建住宅を中心に普及が進められてきた。その結果、市場で事実上の業界標準を獲得している。こうした成果獲得の背後には、どのような組織的あるいは戦略的取り組みがあったのであろうか。分析の結果、機能が「見える」コンセプト作りをし、かつ機能を「体感」できるコンセプト提案をしたことが成功要因のひとつとして浮かび上がってきた。旭硝子では、こうしたアプローチを社内展開し、他の機能性ガラスの開発でも採用している。同社における一連の提案型開発の取り組みは、サプライヤーにとってのひとつの有効なアプローチを示していると考えられる。
キーワード:製品開発、コンセプト提案、競争優位、業界標準 -
富田純一 (2008) 「機能性ガラスの製品開発―機能が「見える」コンセプト提案」『赤門マネジメント・レビュー』 7(7), 511-534. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR7-7.html
PDFファイル AMR7-7-2.pdf (224KB)
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- < 経営学輪講 >
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なぜ多角化は難しいのか?―経営学輪講Prahalad and Bettis (1986)
福澤光啓
pp. 535-544
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福澤光啓 (2008) 「なぜ多角化は難しいのか?―経営学輪講Prahalad and Bettis (1986)」『赤門マネジメント・レビュー』 7(7), 535-544. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR7-7.html
PDFファイル AMR7-7-3.pdf (62KB)
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- < ものづくりアジア紀行 第二十六回 >
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海外長期滞在調査から見えるタイの工場の「成長」
大木清弘
pp. 545-556
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大木清弘 (2008) 「海外長期滞在調査から見えるタイの工場の「成長」」『赤門マネジメント・レビュー』 7(7), 545-556. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR7-7.html
PDFファイル AMR7-7-4.pdf (150KB)
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