『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.2, No.5 発行!!
5月25日に『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.2, No.5が発行されました。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/index.html
目次と要約は下記の通りです。「潮流」と「研究会報告」は無料で会員以外にも
公開しています。
森 摂
潮流2003 第五回 2006年問題の衝撃
「人口減少を克服する「三つの要素」―日本語、子供、そして地方が日本を救う
―」
要約: 3年後をピークに日本の人口が減少に転じるという「2006年問題」の影響
は広範で甚大であることは、前回指摘した。さらに重要なのは、人口減少による
日本の社会や経済に与える影響を最小限に食い止めるためには何が必要か、とい
う処方箋を描き出すこと。そのキーワードは、「日本語」「子供」そして「地
方」だ。
藤本隆宏
連載:経営学研究法
「Field-Based Research Methods(FBRM):実証研究の方法論」
要約: 社会科学、とりわけ経営学における実証研究の方法論について考える。東
京大学大学院経済学研究科では、これを「Field-Based Research Methods
(FBRM)」と呼んでいる。こうした方法論は、いわばフィールド調査の「場数」を
踏んで体得するという面もあるが、座学で学べることも多い。むしろ、まず基本
概念やフレームワークをきっちり習得した上で、実証の現場に立つことが望まし
い。ここではFBRMの出発点として、アカデミックな研究とデータ収集の関係につ
いて考えよう。
稲水伸行・栗原あずさ
「電子技研工業」
要約:電子技研工業はレーザードップラ振動計の開発・販売を目的として、大手
計測器メーカーの小野測器を辞めた4名によって設立された。しかし、彼らはす
ぐに製品開発の点で差別化の困難に直面する。その後、何とか差別化された製品
を開発できたが、今度は営業活動が思うように進まず苦しむこととなった。本稿
は、この過程を記述したものである。
キーワード:振動計、電子技研工業、ベンチャー企業、創業期
コンピュータ産業研究会
生稲史彦・藤田英樹
「オンラインソフトの開発スタイル―開発サイクルの視点―」
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