2006年問題研究会が発足します
森摂GBRC主任研究員を幹事とする「2006年問題研究会」がGBRCの常設研究会
として発足します。森主任研究員によると、2006年問題とは:
日本の人口は2006年をピークに、減少に転じると見られている。そのペースは
2050年までの平均で1年に61万人。毎年、相模原市(60.5万人)や岡山市(62.6
万人)、浜松市(58.2万人)クラスの大都市がひとつずつ、日本から消滅してい
く計算だ。61万人の平均年収を300万円余りとして、毎年2兆円ずつのGDPが消え
ていく。人口減少が経済や社会に与える影響は、「少子・高齢化」という言葉で
は生易しすぎるほど広範囲で甚大だ。今後、具体化するのは「市場」「住民」
「労働者」を奪い合う、「三つの争奪戦」だ。さらに重要なのは、人口減少によ
る日本の社会や経済に与える影響を最小限に食い止めるためには何が必要か、と
いう処方箋を描き出すこと。そのキーワードは、一般に言われている「IT」
「女性」「高齢者」にくわえて、「日本語」「子供」、そして「地方」がカギと
なる。
より詳しくは、『赤門マネジメント・レビュー』掲載の森主任研究員の連載
「潮流2003 2006年問題の衝撃 上・下」
Vol.2, No.4, 2003年4月「人口減少が招く、三つの争奪戦 」
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/AMR2-4.html
Vol.2, No.5, 2003年5月「人口減少を克服する三つの要素」
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/AMR2-5.html
が無料でご覧になれます。
シンポジウム等も計画されているそうですから、ご期待ください。
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