『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.2, No.6 発行!!
6月25日に『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.2, No.6が発行されました。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/index.html
目次と要約は下記の通りです。今回から、pdfファイルのサイズも表示されるよ
うになりましたので、ダウンロードする際には参考にしてください。「研究会報
告」は無料で会員以外にも公開していますが、「潮流」は有料になりました。
森 摂 pp. 239-246 (753KB)
潮流2003 第六回 タカラ式オリジナリティ創造術
「遊び心がブランドをつくる―会議をやめたらヒット商品連発―」
犬の鳴き声の翻訳機「バウリンガル」や電気自動車の「Q-CAR」など、ユニー
クな商品でヒットを連発するタカラ。5月に発表した中期計画では3年で売上高を
倍近くにする強気のシナリオを書き上げた。少子化で玩具市場が伸び悩むなか、
タカラはなぜ右肩上がりの成長を目指せるのか。佐藤慶太社長は、商品開発でボ
トムアップ式の会議をやめ、風通しを良くするとともに「遊び心を最大限に追求
した」ことがヒット連発につながったと振り返る。今後の課題は世界展開。「近
い将来、売上高の半分以上は海外を見込む」という。海外での「タカラ」ブラン
ド構築は急務だ。
高橋 伸夫 pp. 247-278 (865KB)
連載:経営学研究法
「ぬるま湯的体質の研究が出来るまで―叩かれることで目覚める―」
ぬるま湯的体質の研究が出来るまでの過程を学会や周囲の反応などの裏話も含
めて整理する。当初は論文や本にすることを意識していなかったが、学会などで
叩かれたことで逆に発奮し、10年以上にわたって継続的に調査研究を続けること
になった。その結果、思いもかけない事実や現象もとらえられることになる。
キーワード:ぬるま湯的体質、組織調査法、組織活性化
折橋 伸哉 pp. 279-304 (833KB)
フィールド調査報告
「タイ自動車産業の経済危機以降の動向と今後の課題について」
タイの自動車産業は、1997年の通貨危機(アジア経済危機)を契機に、それま
での高成長から一転、まさに存亡の危機に立たされた。タイでは生き残りを掛け
て各社が必死の対応を行った。それを概観すると共に、最近のタイ自動車産業の
状況と課題を検証する。
キーワード:自動車産業、アジア経済危機(通貨危機)、危機対応
コンピュータ産業研究会 pp. 305-314 (627KB)
枷場 博文
「複雑性、多様性、不確実性を克服するイノベーション基盤とコミュニティ・イ
ノベーション―境界と限界を超えるコミュニティ・イノベーション― 」
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