『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.3, No.5 発行!!
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『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.3, No.5が発行されました。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/index.html
目次と要約は下記の通りで、アジア自動車産業研究会報告は無料でダウンロード
できます。今号から目次のレイアウトを改善してみましたので、一度ホーム・
ページをご覧ください。
小林雅一 pp.211-216
〔潮流2004〕第五回
「生まれ変わるメディア産業 嵐の前の静けさ
―iTunes Music Storeの日本進出を待ち受けるレコード業界―」
iTunes Music Storeが日本でもサービスを開始した場合、 日本の音楽産業全
体の市場規模やビジネス・モデルが大きく様変わりすることになりそうだ。大手
レコード会社を傘下に抱えるソニーは、iTunes型ビジネス・モデルへの転換とも
みえる展開を見せていて、注目すべきである。 音楽業界には根強い反発がある
ものの、合法に安く音楽を提供するサービスを模索する動きもある。
猪狩栄次朗・稲水伸行 pp. 217-242
「ケース研究 株式会社マルミツ―中小靴メーカーのブランド戦略―」
中小靴メーカーである株式会社マルミツは、大手シューズ・メーカーのOEM
メーカーであったが、2000年に自社ブランドであるネグローニを立ち上げた。し
かし、企業規模が小さいためマーケティングには多大な資金を使うことはできな
い。ところがマルミツは、ネグローニ・スパイダーというブランド・カーを製作
し宣伝に利用することや、カラーオーダーという独自のシステムを開発し百貨店
でイベントを開催するといった強力な企画を効果的に利用する事によって、自社
ブランドを効率的に確立することに成功した。この成功の裏には、他企業とのコ
ラボレーションをうまく利用したマルミツの戦略があった。本稿は、マルミツの
自社ブランド立ち上げの過程を記述したものである。
キーワード:靴(シューズ)、ブランド戦略、中小企業、産業集積
アジア自動車産業研究会 pp. 243-246
浅岡 克朗
「海外進出の事例検討―中国・マレーシア(国民車プロジェクト)―」
本稿では、筆者が実際に関わったマレーシアにおける国民車プロジェクトと、
現在関わっている中国プロジェクトについて報告する。まず中国プロジェクトに
ついて現在のように三菱グループの生産拠点が広範に分布することになったが、
各拠点を有機的に結びつけていることについて述べる。次にマレーシアの国民車
プロジェクトに関して、ジョイント・ベンチャー契約を交わしてから民営化され
るまでの過程について述べる。最後に中国自動車産業における今後、着目すべき
課題を述べる。
キーワード:ジョイント・ベンチャー、マレーシア国民車プロジェクト、プロト
ン、中国自動車産業
また『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)のダウンロード数ランキングも更
新しました。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/rank_categories.html
実は、思ったよりも入れ替わりがありました。そのうち、そういうライブ感も出
るように工夫してみます。
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