『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.3, No.6 発行!!
ダウンロード数ランキングも更新
『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.3, No.6が発行されました。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/index.html
目次と要約は下記の通りで、コンピュータ産業研究会報告は無料でダウンロード
できます。
小林 雅一 pp.247-252 (367KB)
〔潮流2004〕第六回
「生まれ変わるメディア産業 急速に立ち上がる日本の音楽配信サイト
―小売価格やコピー・コントロールは横並び―」
日本でのオンライン音楽配信が活発化しようとしている。これは中小レコード
小売店へのノックアウト・パンチとなる恐れがある。だが、それ以外の音楽関連
業界はオンライン配信をある程度肯定的に受け入れている。ただし、日本での
サービスは、成功をおさめているアメリカのそれとは、価格やコピー・コント
ロールなどの面でまったく違ったものになりそうだ。
山口 洋平 pp. 253-288 (570KB)
「ケース研究 カシオ計算機における「EXILIM」の開発」
デジタルスチルカメラ市場は2003年に出荷金額が1兆円を突破し、デジタル家
電市場の拡大の中で、日本企業が高い競争力を持つ産業として大きく注目を浴び
ている。カシオ計算機は「QV-10」を発売することによってデジタルカメラ市場
を創出したが、その後銀塩カメラメーカーが仕掛けた多画素・高画質競争の中で
低迷した。そのカシオ計算機が2002年に投入した「EXILIM」はデジタルカメラら
しさを追求した機種で、それまで多画素・高画質という製品スペックをめぐる競
争が行われていたデジタルカメラ市場にとって、製品コンセプトのイノベーショ
ンをもたらす斬新な製品であった。本稿では、なぜカシオ計算機が「EXILIM」を
開発することになり、どのような過程で開発が進められたかを見ていく。
キーワード:製品コンセプトのイノベーション、多画素競争、脱銀塩カメラ
コンピュータ産業研究会
木村 誠 pp. 289-300 (488KB)
「デジタルコンバージェンスによるコンテンツとメディアの相補化
―コンテンツ流通のための情報処理と基本形態―」
標準化されつつあるメタデータ技術(デジタル項目記述言語や権利表記言語
等)の普及とデジタルコンバージェンスが可能とする、娯楽映像コンテンツ流通
の市場拡大のための選択肢を示す。そのために、コンテンツ供給側による情報処
理の仕組みとして、コンテンツとメディア間における逐次相補化と並列相補化の
4分類を示す。
キーワード:コンテンツマネジメント、DRM(Digital Rights
Management)、メ
タデータ技術、MPEG-21(ISO 21000)
また『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)のダウンロード数ランキングも更
新しました。
http://www.gbrc.jp/GBRC.files/journal/amr/rank_categories.html
このうち、有料コンテンツ・ダウンロード数(累計)ランキングの部分だけを
ちょっと御紹介します。前回お約束したので、今回はライブ感を出すために、
ニューズレターの読者のため特別に、( )内に先月(2004年5月25日現在)のラ
ンキングと1ヶ月間のダウンロード数も入れてみました。少しはライブ感が出ま
した?
1 (3↑) 高橋伸夫 「論説:日本型年功制の再評価」 336 (+153)
2 (1↓) 森 摂 「潮流2003 第五回 2006年問題の衝撃(下)」 248
(+10)
3 (2↓) 藤本隆宏 「連載:Field-Based Research
Methods」 225 (+17)
4 (4→) 高橋伸夫 「連載:ぬるま湯的体質の研究が出来るまで」 203 (+22)
5 (7↑) 高橋伸夫 「連載:英文論文のススメ」 198 (+31)
6 (5↓) 高橋伸夫・新宅純二郎 「Resource-Based Viewの形成」
195 (+19)
7 (6↓) 森 摂 「潮流2003 第四回 2006年問題の衝撃(上)」 180
(+8)
8 (8→) 阿部 誠 「連載:消費者行動のメカニズムを探る」 145 (+14)
9(10↑) 高橋伸夫 「ペンローズ『会社成長の理論』を読む」 135 (+21)
10(9↓) 藤本隆宏 「新製品開発組織と競争力」 132 (+13)
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