GBRCニュース   2006.02.20

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日本経済新聞社・MMRC共催の「ものづくり経営とひとづくり」

     シンポジウムが安田講堂で開催されました

 

東京大学大学院経済学研究科経営教育研究センターは、研究部門である21世紀

COEものづくり経営研究センター(MMRC)が日本経済新聞社と共催で、日本経済新

聞創刊130周年企画である日経ビジネスクリエーション塾として「ものづくり経

営とひとづくり」をテーマに2006年2月16日(木)に東京大学安田講堂で開催しま

した。

 

安田講堂での講演会やシンポジウムは何度か経験していますが、約1,000人の受

講者で2階席までほぼ満席というのは初めて見ました。当日は、朝からあいにく

の冷たい雨でしたが、主催者側の一人としては、申し訳ないですが、これで立ち

見の人が出ずに済みそうだとホッと胸をなでおろしたほどでした。それでも、開

場前に安田講堂前に並んでいる人の列を見て、ぎょっとしましたが。

 

シンポジウムは、東京大学大学院経済学研究科副研究科長 伊藤元重氏のオープ

ニング・リマークスから始まって、東京大学ものづくり経営研究センター セン

ター長 藤本隆宏氏の基調講演「ものづくりインストラクターとは」、さらにト

ヨタ自動車株式会社代表取締役副社長 木下光男氏とアサヒビール株式会社常務

取締役 西野伊史氏による基調講演と、休憩抜きで3時間近く、日本のものづくり

にかける熱い思いと力のこもった講演内容が続きました。

 

10分休憩後のMMRCの教員によるパネルディスカッションは、一転してアットホー

ムな感じ。テーマは「ものづくり経営とひとづくり」でしたが、再登壇の藤本隆

宏教授(GBRC理事)に加えて、新宅純二郎助教授(GBRC常務理事)、安田雪特任助教

(GBRC社会ネットワーク研究所長)、コーディネーター役の高橋伸夫教授(GBRC

理事長)の間で、普段のMMRCでも、きっとこんな感じで雑談(?)をしているんだろ

うなあという雰囲気で、肩肘を張らない本音の議論が、和やかに壇上で繰り広げ

られました。(個人的には結構刺激的内容で面白かった。)

 

という次第で、午後1時から5時30分まで、途中休憩10分のみという密度の濃いシ

ンポジウムでした。なお、このシンポジウムの内容につきましては、3月中には

『日本経済新聞』に掲載される予定です。お楽しみに。

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