『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.9, No.4 発行!!
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.9, No.4が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
「経営学輪講」「研究会報告」「ものづくり紀行」は無料コンテンツです。
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http://www.gbrc.jp/journal/index.html#3
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目次と要約は下記の通りです。
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< 査読つき論文 >
清水剛・朴英元・Paul Hong
「企業のリスクマネジメントと組織的意思決定
─日本の大手自動車会社のケース」pp. 217-242
本稿では、企業のリスクマネジメントという視点から、製品に対するクレーム
をどのようにして組織的プロセスの改善につなげていけるかを日本の自動車会社
の事例を取り上げて検討する。結果として、クレーム処理は合理的な原因追求と
改善のプロセスから政治的なプロセスに変化する「政治化」を起こしやすく、組
織的な改善にはつながりにくいことを明らかにする。また、「政治化」を引き起
こす要因についても論じる。
キーワード:リスクマネジメント、クレーム処理、政治化
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< 経営学輪講 >
大木清弘
「目指すべき多角化戦略とは何だったのか?:Rumelt研究再考
─経営学輪講 Rumelt (1974, 1982)」pp. 243-264
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< コンピュータ産業研究会 >
黒川利明
「ソフトウェア、標準、教育」pp. 265-276
日本のソフトウェア産業は厳しい状況に置かれており、渕一博の「ソフトウェ
ア重工業論」からみれば、いまだ後進国のレベルにある。ソフトウェアを作り利
用するだけで、システムやソフトウェアを作る「マザー・ソフトウェア」を作り
だす段階に至っていない。この問題の他に、ソフトウェアに関する標準化戦略や
教育についても考える必要がある。標準化に関しては、標準をとることが利益に
つながるように、標準を中心としたエコシステムの形成を考える必要がある。教
育に関しては国の方針を明確にし、大学が企業に必要な人材を供給できるような
教育システムを企業と連携して創る必要がある。これらの問題・課題に積極的に
取り組むことで、未来の可能性が拓けると信じている。
キーワード:ソフトウェア産業、標準、教育
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< ものづくり紀行 第四十三回 >
鈴木信貴・新宅純二郎
「インドの経済発展とインド企業、日本企業のものづくり:前編」pp. 277-294
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