『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.9, No.10 発行!!
お待たせいたしました。1ヵ月遅れてしまいましたが
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.9, No.10が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
「経営学輪講」「ものづくり紀行」は無料コンテンツです。
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http://www.booknest.jp/search?srs=17&sw=s&pg=1&so=red
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http://www.gbrc.jp/journal/index.html#3
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目次と要約は下記の通りです。
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< 査読つき研究論文 >
佐藤治, 藤村修三
「LCD産業における日本メーカーの地位低下に関する研究
─G4投資に対する日本メーカーの投資判断を中心に」pp.693-740
LCD産業は技術革新を通した経済的価値の創出という日本政府や日本企業が目指
すビジョンの手本となる産業であるが、韓国・台湾メーカーの参入により、日本
メーカーのシェアは急速に低下してしまった。このような事態に陥ったのは、そ
れまでイノベーターであり続けた日本メーカーが第4世代において積極的な設備投
資を行わなかったことがきっかけとなっている。第4世代の投資判断時点では、目
標市場は拡大することが予想されており、技術的不確実性もきわめて小さな状況
であったが、日本メーカーは積極的な投資を行わなかった。その背景には、日本
メーカーがTFT-LCD産業を創出し、発展させていく過程で蓄積した赤字があった。
キーワード:LCD、第4世代、技術の不確実性
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< 経営学輪講 >
若林隆久, 岡本伊織, 氷熊大輝
「経済成長の進化モデル
─経営学輪講Nelson and Winter (1982), Chapters 8, 9」pp.741-760
新古典派成長理論は経済成長の重要な要因である技術変化をうまく取り扱えて
いないことを指摘し、進化的アプローチに基づいたシミュレーション・モデルを
構築する。各企業が生産コスト低減のためのイノベーションを行うモデルはSolow
(1957) が利用した米国のマクロデータによく似た時系列データを生成する。経済
成長の進化モデルは、(A) 企業の意思決定についての実証研究と整合的であり、
(B) 技術変化についてのミクロレベルの知見に整合的であると同時に、(C) マク
ロレベルの経済全体の振る舞いを説明できるという点で新古典派のモデルよりも
優れている。
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< ものづくり紀行 第四十八回 >
浜松翔平, 浜松竜司
「タイ・オオタテクノパークで胎動する中小企業
─オオタテクノパークにおける海外進出支援の貢献と課題」pp.761-782
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