
![]()
『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.10, No.2 発行!!
本当に、お待たせいたしました。『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.10, No.2が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.htmlお待たせした分、ボリュームは多めの114ページです。
「経営学輪講」「研究会報告」「ものづくり紀行」は無料コンテンツです。それ以外の有料コンテンツは、GBRC非会員の方は、オンライン書店「booknest」
http://www.booknest.jp/search?srs=17&sw=s&pg=1&so=redより冊子にてお求めいただけますが、GBRC会員、サイト・ライセンス契約校
http://www.gbrc.jp/journal/index.html#3の方は、無料でダウンロードできます。 目次と要約は下記の通りです。-----------------------------------------------------------------------< 研究ノート >
天野倫文・藤原雅俊「インドプリンタ市場のフィールドスタディ ─日本のプリンタはどう使われるのか」pp.65-96 本稿は、先進国企業による新興国市場参入・市場浸透戦略のひとつの事例研究として、インドのプリンタ市場のケースを取り上げる。近年、急速な経済発展を遂げるインドでは、様々な耐久消費財が普及期を迎えつつある。そうしたなかで、現地のプリンタ市場はどのように形成されているのか。それぞれの市場分野でプリンタはどのような使われ方をしているのか。ここでは、インドプリンタ市場に関するフィールド調査から、途上国市場特有の製品用途や消費者ニーズの実態、市場関連制度の特徴等を抽出し、同国中間層市場に向けて製品やビジネスモデルを浸透させていく際の留意点について考察していく。 キーワード:新興国市場戦略、インド、プリンタ、ターゲット市場、 製品・ビジネスモデル、情報の非対称性、市場関連知識-----------------------------------------------------------------------< 経営学輪講 >
金煕珍「海外暗黙知がもたらすイノベーションのチャンス─経営学輪講Subramaniam and Venkatraman (2001)」pp.97-112
-----------------------------------------------------------------------< コンピュータ産業研究会 >
岸宣仁「知財の利回り」pp.113-124 ここ数年、米国を震源地として知的財産への新たな投資と流通の仕組みが登場してきた。中でもインテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)社は、「インベン
ションキャピタル(発明資本)」をスローガンに掲げ、世界の“知”の囲い込みを目指している。彼らのビジネスの先には、「インベンションキャピタル・マーケット(発明資本市場)」の実現も視野に入り、知財戦略は大きな転換期を迎えている。そうした動きの中で、日本は産業競争力強化のためにどのような知財インフラを整備し、新たなビジネスモデルを構築していくべきか、今こそ大胆な発想の転換が求められている。 キーワード:知財、利回り、インベンションキャピタル、パテント・トロール-----------------------------------------------------------------------< コンピュータ産業研究会 >
飯沢篤志「電子書籍は如何に普及するか?」pp.125-136
昨今、iPadの登場などにより日本を含む世界全体において電子書籍市場が拡大
傾向にある。アップル社に留まることなくソニー、アマゾン、グーグルといった世界の一流企業がこの市場への参入を試みており、今後この市場は拡大が予想される。しかし一方で提供できるコンテンツの量や質、電子書籍を読む媒体と電子ブックリーダーの性能など問題点も多く、これらの問題点をどうやって乗り越えていくかが電子書籍普及の今後の鍵といえるであろう。 キーワード:iPad、電子書籍、普及、電子ブックリーダー
-----------------------------------------------------------------------< ものづくり紀行 第五十回 >
岸本太一「長期存続ものづくり‘中企業’の群発─国内に見られるもうひとつの‘ガラパゴス’現象」pp.137-178
![]()
特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
電話 03-5208-4272 Fax 03-5208-4273
E-mail info@gbrc.jp