
![]()
『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.11, No.11 発行!!
■AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
お待たせいたしましたが『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.11, No.11が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html<研究会報告> <ものづくり紀行> は無料コンテンツです。ものづくり紀行は、
大型連載「アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ」が連載中です。 目次と要約は下記の通りです。-----------------------------------------------------------------------< 研究論文(有料) >
蘇世庭, 新宅純二郎
「フラットパネルディスプレイ産業における日本から台湾への技術移転 ―液晶の成功とプラズマの失敗」pp. 713-748 発展途上国の企業にとって、先進国からの技術導入は成功のための重要な要素である。遅れて参入した台湾のフラットパネル製造企業は、日本企業から生産技術を導入した。しかし、液晶パネルではその技術移転に成功したのに対して、プラズマパネルでは失敗に終わった。本稿では、プラズマパネルにおける技術移転の失敗の事例分析を通じて、この対照的な結果が生じた理由を考察する。暗黙知を多く含んだプラズマパネルにおける技術移転では、分析したケースのようなライセンス契約ではなく、直接投資やM&Aのほうがより適合的であった。我々の主張
は、技術移転の組織モードは技術特性に適合している必要があるというものである。 キーワード:プラズマパネル、液晶パネル、台湾、技術移転-----------------------------------------------------------------------< コンピュータ産業研究会 >
前田賢司「情報化運営の適正化を目指して―情報化運営の課題とその対応」pp. 749-756 報告者はキリングループのIT担当として、クロスカンパニーチームに参加し、
Business Relationship ManagementやS/W (業務アプリケーションシステム) 資産
管理の一元化や投資案件の事前/事後評価会議の設置などに取り組んできた。キリングループオフィスやキリンビジネスシステムは、今後、IT部門と事業とのリ
レーションシップの強化、ITガバナンスの強化・発揮、グループ情報戦略の策定
に取り組み、グループの業務の拡大に対応していかねばならない。 キーワード:情報化運営、IT、Business Relationship Management
-----------------------------------------------------------------------< コンピュータ産業研究会 >
長洲毅志「創薬研究のための化合物管理システム―情報化運営の課題とその対応」pp. 757-766 創薬は、化合物ベースで3万分の1、プロジェクトベースで数百分の1という非常に
低い確率の中で開発をしている。そのような中では、インフォマティクスを業界・社内的に浸透させることが重要である。報告者はユーザーサイドに立った化合物のデータベースを構築することで、社内的にインフォマティクスの重要性を認識させた。 キーワード:製薬業界、IT、インフォマティクス
-----------------------------------------------------------------------< ものづくり紀行 第六十九回 >
アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ(G)安保哲夫「連合自動車組立会社 (Associated Vehicle Assemblers, Ltd.)
―ケニアで3社モデルの委託生産」
pp. 767-772-----------------------------------------------------------------------< ものづくり紀行 第七十回 >
アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ(H)ナタニエル O. アゴラ
「住友化学タンザニア ―低所得・新興市場への日本企業の進出に関する革新的なビジネス・モデル を考える」pp. 773-778-----------------------------------------------------------------------< ものづくり紀行 第七十一回 >
アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ(I)ナタニエル O. アゴラ
「ウンガ飼料―ケニアにおけるカイゼンの事例研究」pp. 779-784
![]()
特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
電話 03-5208-4272 Fax 03-5208-4273
E-mail info@gbrc.jp