GBRCニュース   2013.03.18

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『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.12, No.2 発行!!

 
AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr 
 
お待たせいたしました。 
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.12, No.2が発行されました。 
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html 
 
<ものづくり紀行> は無料コンテンツです。 
 
目次と要約は下記の通りです。 
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< 実務家と研究者の連携プロジェクト > 
河野英子「実務家と研究者の連携プロジェクト─特集論文:趣旨説明」 
pp. 81-88 
 
 組織学会2013年度年次学会の年次大会において、初めての試みとなった「実務 
家と研究者の連携プロジェクト (略して、「実プロ」)」の研究成果を、特集論文 
として今月号から順次掲載していく予定である。掲載にあたって、当該プロジェ 
クトの狙い、特徴を紹介する。 
 
キーワード:実務家、研究者、連携 
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< 査読つき研究論文 実務家と研究者の連携プロジェクト(有料)> 
富田純一・高松朋史「ローエンド型破壊的イノベーションのメカニズム 
          ─株式会社木村鋳造所の事例を中心に」 
pp. 89-130 
 
 本稿の目的は、鋳造産業の事例分析を通じて、破壊的イノベータの視点に立脚 
して、ローエンド型破壊的イノベーションのメカニズムを解明することである。 
具体的には、フルモールド鋳造法 (FMC) を取り上げる。FMCは大型単品鋳物生産 
において大幅な納期短縮・費用低減が見込まれることから、1960年代、多くの日 
本企業が米独から技術導入した。しかし、工作機械向け量産鋳物分野にいち早く 
進出できたのは () 木村鋳造所のみであった。木村は最初、自動車プレス金型 
を用途としてFMCを実用化したが、その後工作機械にも用途を拡大し、従来の木 
型法による銑鉄鋳物市場を次第に置き換えていった。本稿ではまず、こうした破 
壊的工程イノベーションが鋳造産業にどのようなインパクトをもたらしたのかに 
ついて言及した上で、どのような過程を経て実現されたのか、そのメカニズムを 
明らかにする。最後に、なぜ木村だけが破壊的イノベーションに先乗りすること 
ができたのか、他社はなぜ断念したのか、あるいは出遅れたのか、経路依存性お 
よびアーキテクチャの観点からディスカッションを行う。 
 
キーワード:ローエンド型破壊的イノベーション、工程イノベーション、経路依 
存性、アーキテクチャ、共同幻想としてのS曲線、硬直性の罠 
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< 査読つき研究論文 実務家と研究者の連携プロジェクト(有料)> 
宮崎正也「企業がバリュー・ネットワークの軛(くびき)から逃れるとき」 
pp. 131-168 
 
 本稿では、工程版バリュー・ネットワークという分析フレームワークを利用し 
て、ある鋳造企業の事業活動を顕示した。この事例研究の結果、リーダー企業が 
バリュー・ネットワークの軛から逃れる条件として、顧客需要の急変、技術志向 
型経営理念の存在、新設組織部門の統合、社外とのオープンな関係構築の四つを 
見いだした。 
 
キーワード:フルモールド鋳造法、破壊的イノベーション、全社戦略、ABVNA 
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< ものづくり紀行 第七十七回 > 
アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ(O) 
公文溥・銭佑錫「マツダ・ジンバブエ」 
pp. 169-182 
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< ものづくり紀行 第七十八回 > 
アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ(P) 
シュルンツェ・ロルフ「フォルクスワーゲン・南アフリカ 
           ─ドイツの親会社と比較しながら」 
pp. 183-196 

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