GBRCニュース   2013.03.25

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高橋伸夫教授(GBRC理事長)著の

    『殻─脱じり貧の経営─』が出版されました.

 
高橋伸夫教授(GBRC理事長)の本が出版されました。 
 
高橋伸夫() 
『殻─脱じり貧の経営─』ミネルヴァ書房 (2,400+) 
 
タイトルは漢字一字。一応、目次を示すと次のようになります。 
 
目次 
 
プロローグ 
第1章 鉄の檻から殻へ 
第2章 T型フォードの誕生 
第3章 大量生産と工程イノベーションに突っ走る 
第4章 しがみつかれて殻になったT型フォード 
第5章 世界初の汎用デジタル電子計算機ENIAC 
第6章 殻として機能しだしたENIAC 
第7章 化石化するコンピュータ・デザイン 
第8章 化石化以外の道 
終 章 背負うべきは殻ではなく自分の選択 
エピローグ 
 
月刊オンライン・ジャーナル『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)20114 
号から20123月号まで、7回にわたった連載「殻(1)(7)」がベースになってい 
ますが、特に第8章以降は、この本独自の展開になります。連載とは違う読み物と 
してお読みくださいとのことです。 
 
出版社であるミネルヴァ書房のHP 
http://www.minervashobo.co.jp/book/b108331.html 
の紹介によれば、 
 
マックス・ウェーバーの「鉄の檻」は実は誤訳で、 
本当は「殻」と訳すべきであった? 
──本書は、この啓示から生まれた。「殻」は、組織が誕生し、育っていく過程 
では外部から身を守る盾のような役割を果たすが、成熟期ともなれば、その裏側 
にしがみついている組織は、次第に、じり貧に陥ることになる…。「殻」のそう 
した二面性から、従来の経営学の諸概念を覆し、T型フォード、ENIAC、システム 
/360などの事例をもとに、企業の成長と衰退のダイナミズムを鮮やかに描き出 
す。ウェーバーの「鉄の檻」を「殻」と読み替え、斬新な切り口で企業のイノ 
ベーションと衰退を語り、経営者、ビジネスパーソンが背負うべきものとは何 
か? 仕事の哲学を改めて問いかける……という本です。 
 
ご注文は下記のURLから。 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4623066045/ 

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