高橋伸夫教授(GBRC理事長)著の
『殻─脱じり貧の経営─』が出版されました.
高橋伸夫教授(GBRC理事長)の本が出版されました。
高橋伸夫(著)
『殻─脱じり貧の経営─』ミネルヴァ書房 (2,400円+税)
タイトルは漢字一字。一応、目次を示すと次のようになります。
目次
プロローグ
第1章 鉄の檻から殻へ
第2章 T型フォードの誕生
第3章 大量生産と工程イノベーションに突っ走る
第4章 しがみつかれて殻になったT型フォード
第5章 世界初の汎用デジタル電子計算機ENIAC
第6章 殻として機能しだしたENIAC
第7章 化石化するコンピュータ・デザイン
第8章 化石化以外の道
終 章 背負うべきは殻ではなく自分の選択
エピローグ
月刊オンライン・ジャーナル『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)の2011年4月
号から2012年3月号まで、7回にわたった連載「殻(1)〜(7)」がベースになってい
ますが、特に第8章以降は、この本独自の展開になります。連載とは違う読み物と
してお読みくださいとのことです。
出版社であるミネルヴァ書房のHP
http://www.minervashobo.co.jp/book/b108331.html
の紹介によれば、
マックス・ウェーバーの「鉄の檻」は実は誤訳で、
本当は「殻」と訳すべきであった?
──本書は、この啓示から生まれた。「殻」は、組織が誕生し、育っていく過程
では外部から身を守る盾のような役割を果たすが、成熟期ともなれば、その裏側
にしがみついている組織は、次第に、じり貧に陥ることになる…。「殻」のそう
した二面性から、従来の経営学の諸概念を覆し、T型フォード、ENIAC、システム
/360などの事例をもとに、企業の成長と衰退のダイナミズムを鮮やかに描き出
す。ウェーバーの「鉄の檻」を「殻」と読み替え、斬新な切り口で企業のイノ
ベーションと衰退を語り、経営者、ビジネスパーソンが背負うべきものとは何
か? 仕事の哲学を改めて問いかける……という本です。
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http://www.amazon.co.jp/gp/product/4623066045/
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