GBRCニュース   2015.04.27

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『赤門マネジメント・レビュー』Vol.14, No.4 発行!!
 
AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
 
予定通り、425日に
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.14, No.4が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
 
<研究会報告><ものづくり紀行>は無料コンテンツです。
 
目次と要約は下記の通りです。
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<査読つき研究ノート>(有料)
岸本千佳司
「台湾におけるベンチャーキャピタル業の発展
 ―歴史的経緯、盛衰の背景、役割の変化」
pp.189-236
 
台湾は国際的に見てもベンチャーキャピタル (VC) 業の活発な国とみなされてい
る。実際、1990年代後半、台湾VC業界は、成長期にあった半導体・IT等ハイテク
産業へ遊休資金を集中投下してそれを助け、そのことでVC業自身も急成長を遂げ
た。しかし、2000年代以降は、成長が以前のような右肩上がりではなくなり、近
年は、投資金額・案件数の激減、資金調達の困難さ、海外資金の流入の少なさ、
初期ステージ企業への投資比率の低さといった諸問題が表面化している。これを
踏まえ、本研究は、台湾における(1)VC業発展の歴史的経緯、および1980年代以
降のハイテク産業勃興に対するVC業の貢献、(2)VC業の問題点と2000年代以降
(特に近年) VC活動停滞の背景、(3)最近の動向 (エンジェルとシードアクセラ
レーターの発展) VC業の役割変化について詳細に分析する。これを通して、VC
業の発展・盛衰を左右する要因、および政策的介入によりVC業を創出・推進する
試みの成否について検討する。その結果、台湾のVC業推進策が比較的成功したと
評されるのには、民間・地域リソースの広範な活用、長期的で適正なコミットと
関係者への情報提供等の「教訓」が守られていたという背景があったことが判明
した。また、こうした政策的介入に加え、VC業の発展・盛衰は投資先となる産業
の発展と密接にリンクしており、投資先産業の性質によって資金供給と経営支援
の方法も変化していくことが指摘された。例えば、近年のVC業の停滞も、成長性
の高い新産業が十分勃興していないことの他、最近人気の文化創意産業やイン
ターネット関連ビジネス等は比較的小規模・短期的な投資で賄える業種で、従来
VCよりも敏速で小回りの利くエンジェルやシードアクセラレーターが必要とさ
れていることが背景にある。
 
キーワード:台湾、ベンチャーキャピタル、ベンチャー支援政策、エンジェル、
シードアクセラレーター
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<コンピュータ産業研究会>
古田大輔
「デジタルジャーナリズムの現場から」
pp.237-242
 
デジタル技術は報道の現場をどう変えたのか。ニュースの端緒をつかみ、取材
し、記事を書き、見出しをつけ、紙面にパッケージ化し、読者に届ける。そのす
べての局面で日々新しい手法が生まれ、導入されている。最先端だった表現が1
年で色あせる日進月歩のデジタルジャーナリズム時代。ツイッターや「投稿マッ
プ」を通じた読者との双方向企画、記事・写真・動画などを組み合わせたパラ
ラックスページ、データジャーナリズムなどに取り組んできた経験から、その豊
かな可能性と直面している課題を考える。
 
キーワード:ジャーナリズム、デジタル
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<ものづくり紀行 第九十一回>
辺成祐, 朴英元
「急速に立ち上がった現代製鐵の韓国高炉事業」
pp.243-256

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