GBRCニュース   2015.07.27

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『赤門マネジメント・レビュー』Vol.14, No.7 発行!!
 
AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
 
予定通り、625日に
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.14, No.6が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
 
<連載> <経営学輪講>は無料コンテンツです。
 
目次と要約は下記の通りです。
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<論文>(有料)
高橋伸夫
「仕事の報酬は次の仕事」
pp. 357-386
 
組織やシステムを設計するには、まずはそれがどのように形成されてきたのかを
理解する必要がある。日本企業の行動や組織を理解する鍵は「仕事の報酬は次の
仕事」である。そうした思想で構築されたシステムはどのように運用されている
のか。そこから理解が始まる。
 
キーワード:日本型年功制、成果主義、隠された投資
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<連載>
根橋玲子, 岸保行, 藤原弘
「日台経済交流の礎を築いた人々―第五回 江丙坤氏 (後編)
pp. 387-402
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<経営学輪講>
山城慶晃, 菅章
「暗黙的契約とは何だったのか?―経営学輪講Rousseau (1989)
pp. 403-412
 
心理的契約を再定義して定量分析を可能としたRousseau (1989) のもうひとつの
重要な貢献は、心理的契約と比較して暗黙的契約という概念を提示したことに
あった。この二つの概念は、分析対象が「個人か従業員全体及び組織か」、観察
性が「主観的か客観的か」、契約の違反に対する反応が「個人的か全体的か」と
いう点で異なる。同論文では、再定義した心理的契約では分析対象が個人である
が故に説明できない現象を説明するために、相互補完的な概念であり従業員全体
を対象とする暗黙的契約を提示した。しかし、後続研究ではなぜか心理的契約ば
かりが偏重され、暗黙的契約は姿を消してしまう。心理的契約と暗黙的契約で
は、契約違反に対する主体の反応が顕著に異なると指摘されているが、その反応
の違いは、組織現象分析の際には重要であり、暗黙的契約が有用な概念であるこ
とを示している。
 
キーワード:心理的契約、暗黙的契約、契約違反

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