GBRCニュース   2016.08.29

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『赤門マネジメント・レビュー』Vol.15, No.8 発行!!
 
AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
 
予定通り、825日に
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.15, No.8が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
 
目次と要約は下記の通りです。すべて無料コンテンツです。
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<査読つき研究ノート>
塩地洋, 富山栄子
「ブラジル自動車産業の概括的検討
 ―市場・生産規模は大きいが、国際競争力が脆弱」
pp. 389-410
 
ブラジルは自動車市場としては世界4位の大きな市場であり、生産台数でみても
7位の国であり、しかもメキシコやタイと並んで輸出の大きい国である。しかし
その輸出台数の大半はメルコスール国向け輸出であり、先進国に対する輸出競争
力はまったくない。国内生産は過度に国内市場とメルコスール国に依存している。
国内市場への依存度が高く、なおも輸出比率が低いという点は、中国やインドと
類似している。
 
キーワード:ブラジル自動車産業、メルコスール、BRICs
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<経営学輪講>
黄巍, 福島洋佑
「製品開発における知識セットのコア硬直性
 ―経営学輪講 Leonard-Barton (1992)
pp. 411-420
 
Leonard-Barton 1992) は、企業に競争優位をもたらす「コア能力」の裏側に
ある「コア硬直性」の存在を指摘し、四つの次元からなるフレームワークを用い
て分析を行った論文である。しかしながら、多くの後続研究では「コア硬直性」
を単なる能力の負の側面として捉えてしまっており、その背後にある分析フレー
ムワークについては言及されていない。そこで本稿では、まず、Leonard-Barton 
1992)の解説を行い、コア硬直性の理論的な意義を改めて検討する。その上で、
コア硬直性の貢献と限界を明らかにする。
 
キーワード:ナレッジ・マネジメント、製品開発、コア能力、コア硬直性
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<ものづくり紀行  第九十六回>
伊藤洋, 横澤公道
Come! 「ものづくり」 in India (下)
 兆候から見るインド社会とオートエキスポの変化」
pp. 421-438

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