来週からはMERC丸の内「経営学サロン」(全2回)
第1回のスペシャル・ゲストは新宅純二郎 東大教授
東京大学本郷キャンパスにある大学院経済学研究科 経営教育研究センター
(MERC)には、経営学を専攻する大学院生や大学院OB・OG (つまり今や大学の先
生)がたむろする「院生ラウンジ」があります。
そこには、今さら先生にきけないような経営学の初歩を大学院生から手ほどき
してもらいに来る学部生もいれば、先輩たちのサロン的な議論の輪に入ろうとし
ている新人大学院生もいます。もちろん研究の最前線を目指した研究会もやりま
すし、時には、教授から思いがけずご高説を賜る場面もあります。その本郷の院
生ラウンジの雰囲気を、そのまま丸の内に持ってきました。あなたものぞいてみ
ませんか。そして輪に入りませんか。学生も社会人も大歓迎。
来週から始まる「経営学サロン」では、経営学の研究者が登壇し、その分野に
関心がある参加者とラウンドテーブル方式でインタラクティブなセッションを行
います。日々感じる経営学に関する疑問や今までのラウンジで感じた不明点を解
消しましょう。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/salon.html
毎週木曜日18時〜
丸の内三菱ビル10階 コンファレンススクエア・エムプラスで開催いたします。
お申し込みはこちらです。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/access.html
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2016年9月29日(木) 19:00〜20:30
第1回:
問題意識(Research Question)の立て方
―「なにを問題とするか」―
講師:
生稲史彦(筑波大学システム情報系 准教授)
スペシャル・ゲスト:
新宅純二郎(東京大学大学院経済学研究科 教授)
概要:
企業の中で生じる現象を素材にして研究者がいかに問題を立てているのかを実演
します。講師側は営業部門を研究対象とした場合にどのような問題の立て方をす
るのかを考えてみたいと想定しています。日本の営業部門は企業のパフォーマン
スを向上させるために重要な役割を果たすと考えられますが、そのマネジメント、
他部門との連携など多くの課題を有していると考えられるからです。
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2016年10月6日(木) 19:00〜20:30
第2回:
問題意識(Research Question)への取り組み方
―「問題をいかに「測る」か」―
講師:
生稲史彦(筑波大学システム情報系 准教授)
概要:
第1回で設定した「問題」に答えるためにいかに事実(fact)を収集するのかを実
演したいと思います。研究者が一見難解な論理や馴染みの薄い言葉(概念)を使用
する一つの理由はより厳密な「測り方」にこだわりを持っているからです。既に
立てた問いに答えるためになにを、いかに、どのようにして測定する計画を立て
るのかを、営業部門に関わる問題設定を前提に考えてみたいと思います。
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主催: 東京大学大学院 経済学研究科 経営教育研究センター(MERC)
共催: GBRC
後援: 三菱地所株式会社
特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
電話 050-3825-0915
E-mail info@gbrc.jp