『赤門マネジメント・レビュー』Vol.19, No.5 発行!!
■AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)は、第16巻からJ-STAGEに全面移行し、
偶数月25日発行のオープン・アクセスの隔月刊誌に生まれ変わりました。
昨年末からJ-STAGEも新画面インターフェースに切り替わっております。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/amr/-char/ja/
同時に、隔月刊化にともない、早期公開も始めました。
J-STAGEの「早期公開」(Advance Publication)は、巻・号・ページ等の書誌情報
が未確定の論文を公開できる機能です。早期公開版も本公開版も同じDOIが付与
され、同一の論文として扱われ、Google Scholarにもデータが提供されます。
早期公開された論文は2ヶ月に1号のペースでまとめて、巻・号・ページ等を
確定してからJ-STAGEで本公開されます。
ということで、10月25日に、
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.19, No.5が発行されました。
バックナンバー検索が便利な
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
も、まだ生きています。
目次は下記の通りです。もちろん、すべて無料コンテンツです。
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<査読つき研究ノート>
高橋伸夫
「見通し指数に関する因果関係とコーホート効果」
2020 年 19 巻 5 号 pp.139-157
https://doi.org/10.14955/amr.0201005a
本稿は、日本企業X社を対象に、2004年度から2015年度までの12年間に行われ
た年に一度の質問調査票を使った全数調査データに基づいている。因果関係は、
組織が大きく揺れ、多くの変数が変動する場合にのみ現れるが、長期的定点観
測により、見通し指標が職務満足と相関し、時系列で連動していることがわか
った。他方、自己決定と職務満足の相関は疑似相関であり、時系列でも連動し
ていなかった。また、社長が事業所を訪問し、従業員と対話の機会を設けたこ
とで見通し指数は向上したが、社長が交代して事業所訪問をやめた途端、見通
し指数が低下したことも確認できた。さらに、勤続年数に関係なく、比較的低
い見通し指数の人が集まる世代が発見され、コーホート効果も確認されている。
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<ものづくり紀行>
藤本 隆宏
「昨今の根拠の怪しいものづくり論議を批判する(3・完)」
2020 年 19 巻 5 号 pp.159-164
https://doi.org/10.14955/amr.0200515d
特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
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