『赤門マネジメント・レビュー』Vol.20, No.4 発行!!
■AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)は、第16巻からJ-STAGEに全面移行し、
偶数月25日発行のオープン・アクセスの隔月刊誌に生まれ変わりました。
昨年末からJ-STAGEも新画面インターフェースに切り替わっております。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/amr/-char/ja/
同時に、隔月刊化にともない、早期公開も始めました。
J-STAGEの「早期公開」(Advance Publication)は、巻・号・ページ等の書誌情報
が未確定の論文を公開できる機能です。早期公開版も本公開版も同じDOIが付与
され、同一の論文として扱われ、Google Scholarにもデータが提供されます。
早期公開された論文は2ヶ月に1号のペースでまとめて、巻・号・ページ等を
確定してからJ-STAGEで本公開されます。
ということで、8月25日に、
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.20, No.4が発行されました。
バックナンバー検索が便利な
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
も、まだ生きています。
目次は下記の通りです。もちろん、無料コンテンツです。
-----------------------------------------------------------------------
<経営学輪講>
花原 杏珠, 金 度勲
「フェイスタイム (対面) の代替としてのシグナリング戦略:
経営学輪講 Cristea and Leonardi (2019)」
2021 年 20 巻4 号 pp.69-80
https://doi.org/10.14955/amr.0210819a
Cristea and Leonardi (2019) では、分散型職場環境において肯定的な評価に繋
がるフェイスタイムが取れない中で、子会社従業員は代わりにコミットメントの
シグナルとなる行動を取ることを示し、そのプロセスをモデル化した。特に、シ
グナリングの解釈のずれや、継続的なシグナリングにより多くの従業員が疲弊し
てシグナリング行動を止めるという、シグナリング・プロセスの負の側面を明ら
かにした。本稿は、Cristea and Leonardi (2019) が実質シグナリングを題材に
していることや、多くの従業員がシグナリングを止めてしまうことの解釈につい
て議論し、リモートワークが増えている昨今の日本企業に示唆を与えることを目
的とする。
特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
電話 050-3825-0915
E-mail info@gbrc.jp