『赤門マネジメント・レビュー』Vol.22,
No.6発行!!
■AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)は、J-STAGEで、偶数月25日発行のオープ
ン・アクセスの隔月刊誌です。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/amr/-char/ja/
また、早期公開もしております。J-STAGEの「早期公開」(Advance Publication)
は、巻・号・ページ等の書誌情報が未確定の論文を公開できる機能です。早期公
開版も本公開版も同じDOIが付与され、同一の論文として扱われ、Google Scholar
にもデータが提供されます。早期公開された論文は2ヶ月に1号のペースでまとめ
て、巻・号・ページ等を確定してからJ-STAGEで本公開されます。
ということで、12月25日に、
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.22, No.6が発行されました。
バックナンバー検索が便利な
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html
も、まだ生きています。
目次は下記の通りです。もちろん、無料コンテンツです。
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〈査読つき研究論文〉
軸屋 泰隆, 山田 仁一郎
「アントレプレナーのストーリーテリング: 研究パラダイムの差異と反復を超えて」
2023 年 22 巻 6 号 pp. 209-230
https://doi.org/10.14955/amr.0221203a
「アントレプレナーのストーリーテリング」の研究は、今世紀に入ってから注目され
始めた比較的新しい研究分野である。「アントレプレナーのストーリーテリング」の
研究は、テーマや手法、研究が実施された地域に多様性があり、それ故、研究者が立
脚している研究パラダイムも多様である。本稿は、「アントレプレナーのストーリー
テリング」の先行研究をシステマティックレビューの方法論的アプローチによって概
観し、これまでの研究潮流と今後の研究の方向性を探るものである。
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〈経営学輪講〉
會澤 綾子
「Zooming in習慣の概念から考える組織ルーチン:
経営学輪講シリーズ「組織ルーチンはどのように創られ、維持され、変化するのか
─Howard Grenville et al. (2016)」」
2023 年 22 巻 6 号 pp. 231-246
https://doi.org/10.14955/amr.0230911a
本稿は、Howard-Grenville et al. (2016)
の第4章「習慣の多面性:ルーチン論へ
の示唆」を紹介したものである。第4章は、組織ルーチンを構成する行為者の習慣に
焦点を当て、習慣には機械的に行われるものばかりでなく、より有機的な活動が存在
することを提言する。行為者の熟考と、状況の変動性という二軸を用いて、習慣を類
型化したうえで、組織ルーチン論への示唆を行っている。本稿では、第4章の概要を
紹介したうえで、第4章の著者であるTurner and Cacciatoriの考察の背景、および
残された課題を論じる。
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