[日 時] 2017年2月23日(木)19:00〜21:00
[テーマ] 「データ活用環境整備への挑戦〜文字やデータを活用するための基盤改革」
[報告者]
平本 健二 氏 (内閣官房 政府CIO上席補佐官/経済産業省CIO補佐官)
[プロフィール]
デジタル技術による行政サービス改革を担当。
既存の行政の枠組みでは解決できなかった課題を、調査、検証からサービス展開まで一貫プロジェクトとして実施。
国・自治体を通じた調達情報、支援制度情報総合サイトの構築・運用をするとともに、文字、語彙、コード等の基盤整備
webサイトの抜本的な見直し等、行政サービス改革を総合的に推進。センサー技術、AI等の先進技術の導入の検討に
参加するとともに、ハッカソン等の技術者との協働イベントにも積極的に参加をしている。各種国際会議にも参加。
東京大学公共政策大学院 非常勤講師
[要 旨]
AI、ビッグデータ、オープンデータ、IoT等、デジタル技術による社会の変化が注目され、
多くの社会サービスがインターネット経由でできるようになってきている。
また、マイナンバーや法人番号の開始もあり、組織間のデジタルデータの交換も増えてきている。
これらは簡単にできるのだろうか?
例えばデータのマッシュアップをするときに、東京大学、東大、国立大学法人東京大学、東京帝国大學、
東京大學、The University of Tokyo
、5010005007398(法人番号)、12601(日本学術振興会 機関コード)
104003(文部科学省 大学番号)これらを同一と判断する必要がある。
世帯の統計を調べると、世帯に寮を含むものと含まないものが混在している。
温度データは、測定条件がバラバラであり正確とは限らない。
今後、データを本格的に活用する時代に向けては、データそのものにもっと目を向け
活用の基盤を作っていかなければならない。
本講義では、文字、フリガナ、ローマ字、英語名、コード等のインターオペラビリティ確保の取り組みについて
制度、実装、技術の側面からの解決方法、その時の行政機関や関係者の役割、今後の方向性について
概説をおこなう。
[共 催] 東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
GCLプロジェクト インキュベーション機構
[場 所] 東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)(地図)
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール) 5階 電話:03-5841-0687
(東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅より徒歩6分
都営大江戸線本郷三丁目駅出口4より徒歩3分)
※東大構内へは「懐徳門」よりお入りください。
[参加費]
・一般 2,000円 学生 100円
・GBRC会員は会員特典で参加費無料。
・MMRCと情報理工GCLにかかわる教職員は参加費無料。
・東京大学の学生は参加費無料。
*GBRCネット会員登録の手続きなどについてご不明な点などございましたら
ご連絡下さい。GBRCのネット会員(個人準会員 年会費10,000円)は、
(1) オンライン・ジャーナル『赤門マメジメント・レビュー』への論文の投稿
(2) GBRC主催・共催の講演会・セミナー等の受講料の軽減
といった特典が受けられます。 よろしくお願い申し上げます。
[連絡先] 明山 E-Mail: akeyama@mmrc.e.u-tokyo.ac.jp @は半角
参加される方は2017年2月20日(月)までに御連絡ください。
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