第25回 2010年 3月23日(火) 開催
「コンテンツ産業におけるプラットフォーム戦略の再考:モバイル公式コンテンツのプロバイダーから見たキャリアの役割とは?」
東京大学大学院経済学研究科
修士課程
ラチョット タンタスラセット氏
- 日時
- 2010年3月23日(火曜日) 18:30〜21:00
[講演要旨]
コンテンツとそのビジネスを活性化させるプラットフォームとはどのようなものであろうか。本報告では、携帯電話向けコンテンツ(モバイルコンテンツ・プラットフォーム)を対象とした研究成果を報告する。
講演者は、通信事業者2社(NTTドコモ、KDDI)、およびコンテンツプロバイダー7社に対するインタビュー調査、37社のコンテンツプロバイダーへのアンケート調査を実施した。この調査結果を踏まえ、コンテンツ・ビジネスを支えるプラットフォームについて皆さんと考えたい。特に今後現在注目されているスマートフォンやソーシャルアプリのビジネスについて、見通しを提示したい。
[ディスカッションテーマ]
△ コンテンツプロバイダーが良質なコンテンツを、円滑に開発、提供するためにはプラットフォーム提供企業がどんな役割を果たすべきか?
△「iモードからi-Phoneへ」プラットフォームは変わりつつある。プラットフォーム戦略という視点からみて、日本で生まれ、育ったコンテンツプラットフォームであるiモードやEZwebはどのようになっていくのだろうか。スマートフォンやソーシャルアプリへの対応、これまでの経験から得られる示唆とはなんだろうか? ・
△日本で生まれ育ったプラットフォームやモバイルコンテンツが、世界市場の中で魅力的な存在になるためには、どのような施策が必要だろうか?