第39回 2012年 1月20日(金) 開催
「国内ソーシャルプラットフォーム分析」
- 報告者
-
株式会社ディー・エヌ・エー 技術企画室 室長
武部 雄一 氏
- 日時
- 2012年1月20日(金) 19:00〜21:00
[講演要旨]
国内三大ソーシャルプラットフォームと呼ばれる、Mobage, gree, mixi。それら以外にも、NHN Japan、Aimaなどもソーシャルプラットフォームを保有し
ています。更に最近は、サイバーエージェントもプラットフォームビジネスへ進出すると表明しています。
インターネットにおける「コミュニティ」「ユーザの集合体」から得られた“ソーシャルグラフ”を解放し、活用を可能としたことにより、単なる
SNS がソーシャルプラットフォームへと変化したことで、ビジネスやインターネットを活用した社会の在り方などにおいて、様々な広がりを見せています。
一方で、海外においては、インターネットのソーシャル化こそが Web 2.0に続く次の在り方という認識が深まっていますが、我が国においてはソーシャル
グラフの活用は限定的で、活用のアイデアや実装が不十分であるという課題もあります。
今回は、これらプラットフォーム事業者の、事業ドメイン・各プラットフォームの個性や優劣・プラットフォーム利用者側から見た技術アーキテクチャ等につい
て、整理された資料や情報が乏しいため、現時点での状況を俯瞰的に整理し、把握することで、今後の成長・変化を考察したいと考えます。
※本報告はプラットフォーム事業者のひとつである DeNA自身ではありますが、弊社優位となるような偏りのない、客観的・第三者的目線でのプラットフォー
ム分析を行います。
■キーワード:ソーシャルプラットフォーム、ソーシャルネットワーク、ソーシャルゲーム